漫画のミス修正やハイライトなどで大活躍のホワイトインク。
私にとっても、似顔絵やイラストを描くのに欠かせない相棒となっています。
このホワイトインク、黒のインクに比べて硬くなりやすいんです。
私が愛用しているホワイトインクも、毎日のように使用しているうちに少しずつ固まってきてしまうのが気になってました。
この子をできるだけ長持ちさせるには、こまめにメンテナンスするのが一番だと思い、メンテナンス方法を調べました。
目次
Too コピック オペークホワイトとは
コピックはアルコールマーカーのブランドです。
発色が良く色数も多くて、絵を描くときのアルコールマーカーといえばコピック!という方も多いのではないでしょうか。
そのコピックが販売しているホワイトインクが『オペークホワイト』です。
オペークホワイトは2種類販売されています。
↑キャップに極細ブラシが付いているタイプ(6ml)
このオペークホワイト、隠蔽力がとても高く、薄めずに使えば下の色がほとんど透けません。
修正にもハイライトにもとても重宝します。
お好みで水で薄めて使うこともできます。超便利!
ただしオペークホワイトは顔料インクなので、ホワイトで塗った上からアルコールマーカーで塗ることはできません。
注意してくださいね。
硬くなってきたインクを薄めたい
ホワイトは開封してしばらくするとインクの水分が飛んでしまいます。
そうすると、だんだん濃度が濃くなり、インクが硬くなってしまいます。
「水で薄めたらいいんじゃないの?」
と、容器にそのまま水道水を入れるのは間違い。
水道水をそのまま入れると、中でカビてしまう可能性があるんです…!
容器の中のインクを薄めたいときは、蒸留水で薄めるようにしてください。
蒸留水は薬局などで手に入りますし、お家で作ることも可能です。
ちなみに、すぐ使う分だけを溶き皿で薄めたいなーというときは水道水でも大丈夫ですよ。
曲がってしまった付属の筆をメンテナンス
インクの濃度が濃くなって硬くなると、付属の筆がインクの硬さに負けて、くるんっと曲がってしまいます。
(インクの硬さよりも、正直こっちのほうが気になってしまう…)
こんなときは小さい水入れにお湯を用意して、筆をお湯で洗います。
復活!!
あとはしっかり拭いて、メンテナンス後のインク瓶に戻すだけ。
めちゃくちゃ簡単です。
結晶化したインクは?
水分が飛んで乾燥するとインクは結晶化してしまいます。
残念ながら、結晶化したインクを元に戻すことはできません。
もし一部だけ結晶化してしまった場合は、結晶化したところを取り除いて使用してください。
保管する際はしっかり蓋を閉めるように気をつけましょう。
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今回はオペークホワイトのメンテナンス方法をご紹介しました。
画材は消耗品。何度も買い替えるのにはお金がかかります。
できるだけ長く使えるように定期的にメンテナンスして、大事に使っていきましょうね。