創作活動

SNS用紙和紙を水彩で使ってみた【モニターレビュー】

カワチ画材さんのTwitter企画で応募したモニターキャンペーン。
ありがたいことに当選しまして、SNS用紙和紙のお試しをさせていただけることになりました!

せっかくお試しさせていただけたので、ブログにもまとめたいと思います。

SNS用紙和紙とは?

SNS投稿に最適な8cm×8cmサイズのドーサ引きしていない生和紙でコットン紙のような弾力性のある紙です。
墨以外にも透明水彩の発色もよくほどよいニジミです。
進化した裏抜けしない「ハイブリット和紙」を使用。

カワチ様より頂いた和紙に同封されていた説明から抜粋。

ドーサ引きしていない和紙で、触った感じはフカフカしています。
和紙全般に言えることですが、消しゴムやねり消しは使えなさそうです。
墨絵や水彩などで一発書きできる方向け。
紙色は白く、使いやすそうな色味です。

説明にあったように8cmの正方形の紙です。
SNS用紙という名前でもわかりますが、Instagramなどで使いやすいサイズですね。

和紙は3枚同封されていました。
ひとまず2枚、お試ししてみることにします。

※ドーサ引き…にじみ止めのこと。和紙が絵具や墨を吸ってにじむのを止めるための加工。

透明水彩でお試し

まずは軽く水で濡らしてからピンク色を置いてみます。
使う色はホルベインのオペラです。

先に紙を濡らしていたにも関わらず、絵の具はほぼ広がりません。
チョンチョンと色を置くと、ぐんぐん和紙に吸われて魚の鱗のようになりました。

次に青色で線を、緑色で丸を描いてみます。
使う色は、青がホルベインのコバルトブルーヒュー。
緑がホルベインのコバルトグリーンです。

線を引くと、じわりと滲みます。
水分量によってかなり広がりそうなイメージ。
塗る時の水加減はかなり大切になりそうです。

丸を描くと、少し多めにとっていた絵の具が最初に筆を置いた部分に残りました。
上から水で薄めてもほとんど広がりませんでした。
洗い出し等の方法は使えそうにありません。

筆ペン、ボールペンでお試し

次はペンで線を引きます。

ぺんてる筆 顔料インキ中字 XFP5M
彩 ThinLINE 極細 墨色
uni-ball Signo DX 0.38
ぺんてる 細字 筆文字サインペン・顔料

以上の4種類のペンで試してみました。

ぺんてる筆 顔料インキ 中字 XFP5M

じわりとにじみますが、細い線から太い線まで筆圧でコントロール可能です。
多少にじむのを把握していれば使いやすそうです。

彩 ThinLINE 極細 墨色

写真…書いてるのが黒色になってますね…正確には墨色です。
こちらも筆ペンなのでにじみはあります。
もともと極細の筆ペンなので線の太さは一定になって描きやすさはあります。
ただ、インク量と紙肌の相性もあってか、かすれが出ました。

uni-ball Signo DX 0.38

紙の表面に少し引っ掛かりを感じますが、キレイに描けます。
多少のインクにじみと紙の毛羽立ちはあるので、ケント紙やコピー用紙に書くのとは違う描き心地、線になります。

ぺんてる 細字 筆文字サインペン

どちらかというとサインペン寄りの描き心地。
にじみ方も、布にマジックで書いたようなにじみ方ですね。
筆ペンという感じはあまりありません。

 

実際に絵を描いてみました

和紙なので消しゴム、ねり消しはご法度。
一発描きしようかと思ったのですが、さすがにちょっと不安なので、オレンジ色のシャーペンでアウトラインをとってからの着彩。

・透明水彩(ホルベイン中心に、W&N、シュミンケ)
・色鉛筆(ダイソー)
・ホワイト(Too コピック オペークホワイト 6ml (ブラシ付き)

使った画材は以上です。

塗った色があまり広がらないので、チョンチョンと点描のような感じで描いていきました。
筆の水分量が多いとぶわっと水が広がったりでコントロールが難しかったので、筆の水分量は少なめを意識。
水彩での着彩後に色鉛筆で仕上げしました。

色鉛筆の描き心地は良いと思いました。
水彩より色鉛筆の方が相性は良さそうです。

紙が白く、水彩の発色もいいです。
綺麗に色がのってくれました。

水分の吸い込みがすごいので、ホワイトは水で薄めずに原液で使った方がいいと思います。

関連▷『Too コピック オペークホワイト』メンテナンス方法を紹介します

 

まとめ

発色が良く、和紙の中でも水彩で扱いやすい紙と感じました。

ただ、水彩特有のにじみはできず、ふき取りや洗い出しといった水彩の技法も基本的に使えません。
細かい線を描くのも水彩などの水分量の多い画材では難しいです。

紙が小さいのもあり、色鉛筆や墨(筆ペン)の細字などが相性が良いのではないかと思います。

とはいえ、水彩の発色もいいですし、色鉛筆と水彩で描くなど、和紙を効果的に使う方法もいろいろあると思います。
和紙に興味ある方はぜひ使ってみてほしいです。