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イラストレーターの中村青嗣が速読講師になった理由

私は昔から読書が大好きで、いわゆる「本の虫」でした。

ただ、本を読むのが遅かったので社会人になってからはめっきり読書量が減っていたのですが、そんな生活を改めるべく速読の講師になりました!

「速読講師ってめずらしいね」
「なんで速読なの?」

と、よく聞かれるので今回は速読との出会いについてお話したいと思います。

目次

プチ速読ってなに?

私が講師をしているのは「プチ速読」という速読方法です。
講師をしている私が言うのもなんですが、速読の中でもかなりマイナーだと思います。

プチ速読は「お手軽・簡単・挫折なし」を目標に
たった1日、2時間の講座で本を読むスピードがアップする

という、とっても手軽な速読なんです!

中村青嗣、プチ速読と出会う

私がプチ速読に出会ったのは20歳の頃でした。
じつは最初は速読しようと思ったわけじゃなかったんです。

私の人生の師匠(と勝手に呼んでいる)であるアニキ

当時私が描いたアニキの似顔絵。かわいくしすぎました。

アニキはコーチングやメンタルトレーニングなどを学び
『多くの人の夢を予定に変える』をビジョンとして活動している方です。

アニキとは私が在学中、大学の部活の研修で知り合いました。
研修で何を学んだかは全然覚えてないんですけど(笑)
アニキの研修を受けて、私はアニキの大ファンになりました。

そんなアニキが1DAY講座としてやっていたのがプチ速読講座でした。

当時アニキに会うために速読講座を受けたんですが、そのときは全然ハマらず…

その後、私は大学を卒業して福祉系企業に就職。
アニキとも速読とも無縁な社蓄として丸4年働きます。

意図せぬ速読との再会

就職してからというもの、

持病が発覚したり
深夜日付が変わるまで仕事をしたり

ノイローゼ気味な4年間を過ごします。

そんなとき、ふと「会社辞めようかな…」と思いはじめました。
当時、絵も描き始めて展示会の主催などもしていたので、このまま社蓄しつつ絵を描き続けるのは正直難しいと感じていました。

ただ、人の何倍もビビリで優柔不断な私には「仕事を辞める」なんて大きなことはすぐに決められず。

そうして悩んでいるときに急に「あ、アニキの顔を見てから決めよう」と思いつきました。

思い立ったらすぐ行動!と、アニキの出るイベントやセミナーをHPで確認。
ちょうど1ヵ月後くらいに大阪で速読講座があるぞ!
ということで、アニキの顔を見るためだけに速読講座に申し込みました。

いきなり講師に立候補

アニキに会うために参加しただけの速読講座でしたが、前に受講したときとはちょっと違う感覚でした。

あれ?速読って、こんなに面白かったっけ??」

実際に2時間の講座で1.5倍くらい読むのが早くなりました。

トレーニングも簡単だし、これなら飽き性の私でも続けられそう!
と、速読にヤル気になってたタイミングでアニキから「今、速読の講師養成講座も募集しています」というお話がありました。

このタイミングで講師の募集!
速読もっとやってみたいし、プチ速読いいかも?

そう思って、

「私、講師やりたいんですけど、どうしたらいいですか?」

と、講座の詳細も金額も何も聞かずに、その場で講師講座を受けることに決めました。

泣きながら受講、公式トレーナーに

急遽受けることにした講師養成講座。
これ、あとから詳細を聞いたら40万円かかることが判明!

当時、会社員として働いていたので多少の給料はあったものの、趣味でイベントや交流会を企画してたのでまったくお金を貯めてませんでした。
支払いまでめちゃくちゃ節約してなんとか用意(笑)

受講生は私を含めて3名。
月2回、3ヶ月間の講座で、前で講師として実演するテストを受けます。

当時かなり仕事が忙しくて、なかなか勉強もできていなかったので、毎日できない自分を責めて落ち込んでいました。

途中アニキに「もう試験に受からないので辞めたいです…」と相談したり、毎日泣きながら勉強していました(笑)

いっしょに受講している仲間やセミナー同期のみんなが励ましてくれて、なんとか講座を受け続けて11月の試験で合格!

晴れてプチ速読認定トレーナーになれました。

ほんとに泣いてばかりだったので、試験に受かったのは励ましてくれたみんなのおかげです。

これから速読でやりたいこと

プチ速読おもろい~と思って講師になった私ですが、みんなに速読をやってほしい!というわけではなく

もちろん、速読はすごく面白いし良いもんだと思っていて、速読が広まればいいなーとは思っています。
けど、速読は手段であって目的ではないんですよね。

だから、みんなに速読がどんなものかもっと知ってほしいです。

「速読やってみるとこんなイイコトがあるんだ~」
「速読で少し人生が豊かになったかも」

って思ってもらえたり、そういう速読のイイトコロを知った上で速読に興味持ってもらえたらうれしい。
そのために速読講座をやりたいし、速読についてもっと知ってもらいたいと思っています。

現在、プチ速読講座はご依頼いただいて都度開催しています。
興味のある方はぜひ問い合わせしてみてください。