創作活動

水彩筆のオススメ*青さんの一軍の筆たちを紹介します【2021年】

作家のみなさんは、どのように筆を選んでいますか?

筆はなかなかお試しできる機会もないですし、何本も買うとなるとお値段が気になってしまうところ…
筆の選び方って難しいなと感じていました。

私は水彩を始めて今年で6年になります。
作家仲間にオススメの筆を聞いたり、筆メーカーさんの講座に参加するなどして、最近になってやっと「一軍」と呼べる筆たちに出会うことができました*

私が毎日使っている筆たちを紹介したいと思います。

目次

ホルベイン ブラックリセーブルSQ

ホルベイン水彩筆のブラックリセーブルSQ、リス毛とリセーブル毛の丸筆です。
とても水含みが良く、広い範囲の着彩やウェット・イン・ウェットがしやすい筆です。
水分が多く含まれるので、水彩らしい透明感のある塗りができます。
2020年に買ってよかった画材として先日紹介しました。

画材イベントでお試しして、使い心地に一目惚れした筆でした。

私がA4以下の小さい作品や似顔絵をよく描くので、最もよく使っているサイズは1号ですが、3号と6号も1本ずつ持っています。
太めの筆ですが、先が細くなっているので繊細な描写にも使えて汎用性が高いです。

あんまり使い心地がいいので、予備も兼ねて1号をもう1本買うことを検討しています◎

 

ホルベイン パラリセーブル 350R

ホルベイン水彩筆のパラリセーブル 350R 丸筆です。
イタチ毛、リセーブル毛を使用しています。
先ほど紹介したブラックリセーブルに比べると水含みは少なめ。
しっかりと着色したいときに使用しています。

ナイロン毛のみの筆だと水含みがあまり良くないのですが、こちらはイタチ毛との混合なので、水含みもほどほどに良く、使いやすいです。

ブラックリセーブルだとかなり水分が多めになってしまうので、もう少ししっかり着色できる筆を探していました。
サイズは試しに8号を買ってみたのですが、これがとても良く。
現在一軍で活躍してくれています。いい買い物でした◎

サイズ違いでもう何本か揃えたいなと思っています。

 

アルテージュ キャムロンプロ プラタ 630

友人の作家さんにオススメしていただきました。

アルテージュのキャムロンプロ プラタ630、短軸の丸筆です。
大阪の画材屋さんであまり取り扱いがなく、なかなか購入する機会がなかったのですが、お友達とカワチ画材阪急三番街店に行ったときに購入できました。

ナイロン毛の筆なんですが、とても描きやすいです。細くても水含みも良いですね。
軸が短いのが嬉しいところです。一般的に、筆ってなぜか軸が長いので。
超極細サイズからあるので、繊細なイラストや細かい描写に大活躍してくれています。

サイズは10/0号と2/0号の2種類使っています。
水彩で繊細な表現をしたい方はぜひ一度使ってみてください。

大阪では取扱店が少ないんですが、世界堂オンラインショップでも買えます*

筆にもこだわってみよう

筆難民の作家さんは結構多い気がします。
「悪くないんだけど」と思いながら同じのを使い続けていませんか?
私は長らくそんな感じでした。

なかなかお試しできる機会も少ないので、試しにほかの作家さんのオススメを使うのもアリだと思います。
私自身、友達のオススメ筆は一度試すようにしていますが、アタリが多いです*

ちなみに、過去には私のパレットもご紹介しています。
愛用中の水彩パレットを紹介します【2021年】

質問やおすすめの筆などありましたら、ぜひ教えてください。
お待ちしています。